リンパ腫

リンパ腫は、犬でも猫でも起こりうる腫瘍です。
実際腸管にできる猫のタイプや若齢のダックスにできる場合以外は、ほとんどが悪性のリンパ腫で、無治療で2~3ヵ月しか生きられないです。
ほとんどの腫瘍は、抗がん剤は補助治療になりますが、リンパ腫では中心になります。
抗がん剤の組み合わせも多種多様で、副作用や状態によって変えていきます。
当院では、常に10匹前後の子に抗がん剤治療を行っていますが、やはり再発してしまうと、それ以降の治療が難しくなります。

今週も1年以上がんばってくれたワンちゃんが、再発をしてからは抗がん剤がそこまで効果が出ずに、食欲が落ちていって亡くなってしまいました。
抗がん剤治療をし始めると飼い主様とお話しする機会も増えるので、今回も飼い主様がかなり一緒にがんばってもらっていただけに、非常に残念な結果になりました。

今回1年以上生存しましたが、始めに書いたように無治療では2~3ヵ月文献にもよりますが、1年生存率が30~50%くらいです。したがって、いくら治療をしても絶対に長生きをするわけではありません。
飼い主様の意向、動物の状態などを考えて治療をしていきますが今回も本当に難しいと感じさせられました。