シャンプー

シャンプーをどれくらいの回数でするの?という質問を受けることがあります。

なかなか難しい問題です。治療という意味なのか美容的なものなかでも変わります。

ここでは治療的なことを書かせてもらいます。

アトピーやアレルギーで症状がひどい子などは1週間に最低1回は目安でやれるとよいかと思います。

ただしアレルギーが多いフレンチと柴犬ではシャンプーの乾かす大変さが違ってくるので

犬の性格と飼い主さんのやる気によっても回数などは変わってきます。

一般的なシャンプーはどのようなものがあるのでしょうか?

①抗菌剤:一般的には、クロルヘキシジンと呼ばれる僕らが手術の時に手洗いや患部の消毒に使用するものです。

濃度を濃くすることでマラセチアなどにも効果が出るため調整することもあります。

②抗真菌剤入り:一般的にアレルギーの程度が重い子ほどマラセチアの感染が強くなる傾向にあります。

特に指間や頸部、腋窩や内股などに赤みが強い場合には使用するとよいです。

③保湿系:アレルギーも含めて皮膚病の程度が強いほど皮膚のターンオーバーが早くなり

ふけが多くなります。さらに乾燥により痒みの強さが増してしまいます。

そういう時に保湿のシャンプーや外部から保湿スプレーなどをする場合もあります。

④過酸化ベンゾイル:脂漏が重度でアカラスなどの症例にも使用する場合があります。

⑤サリチル酸:一般的にはふけを溶解する作用があります。殺菌効果もあります。

ほかにもコールタールや二硫化セレニウムなど、その症例によっては組み合わせる場合もあります。

できるだけ治療に合うシャンプーを使用することで、投薬などの量や種類が減ることが理想です。

もし皮膚のトラブルで困っている場合には、1度主治医の先生に相談をしていただけるとよいかと思います。

トリミングを美容院に出す場合でも、通常シャンプーを持ち込めばそのシャンプーで洗ってくれます。