急性膵炎

犬でも猫でも急性膵炎という病気があります。

典型例だと嘔吐や上腹部痛です。

猫では食欲不振の症例が多いです。

犬だと典型例で上腹部痛で頭を下げてお祈りのポーズをとることもあります。

血液検査では、以前までは検査センターに出さないとなかなかわかりませんでしたが

最近では、病院内である程度推測ができます。

それ以外だとレントゲンや超音波で検査を行い推測をします。

基本的には以前から治療としては対症療法で、輸液と制吐剤です。

制吐剤では、セレニア(マロピタント)と呼ばれる嘔吐中枢に働きかけて嘔吐を止めるという画期的な

薬が出たおかげでかなり治療が楽になりました。

最近でもブレンダZという商品名の炎症を早めに抑える商品が出て、どんどん治療の幅が増えた感じです。

3~5日間をめどに落ち着く場合が多いですが、中には膵膿瘍となりしばらくなって十二指腸が圧迫されて

腸閉塞のようになった症例も数匹経験しています。

以前よりは診断がある程度推測できるようになったため、嘔吐で致死的な一つである急性膵炎を

早めに診断できるようになっています。