犬を飼育し始めた

最近犬の飼育頭数の減少が著しいです。

当院が開業した当初が、登録件数も多く約1300万頭いたのが、げんざい16年たって

猫に抜かれてしまって950万頭くらいで約30%も減少しています。

したがって最近の猫ブームはもちろんありますが(純血猫種が増えている)、犬の数が減って猫に抜かれたのが現状です。

犬を飼育し始める場合、もちろんペットショップ、ブリーダーから、里親募集や知人からといろいろな経路があると思います。

何にしても家に来ると新しい環境に慣れようと必死になります。中には一生懸命しっぽを振れずに

怖くて動けなくなる場合もあります。

当院の言い方としては、家に来て3~5日で疲れが出ると下痢やおう吐などの消化器症状、

またショップなどですでに感染しているケンネルコフと呼ばれるパラインフルエンザなどが出やすいとお話をします。

もちろん中にはパルボやジステンパーなどでも消化器症状や咳などの場合もあるのでかなりまれですが、注意が必要です。

したがって、早く触りたい気持ちはわかりつつなるべく、安静にしてあげることが重要です。

また下痢を起こした場合には、念のためだとジアルジアなどの寄生虫の除外は必要です。

最近のペットショップはあらかじめ昔出ていたような回虫などの寄生虫は除外している場合が多いです。

しかしジアルジアの駆虫はしていないことがあるため、下痢が続く場合や下痢の治療をしても再発する場合には

なおさら簡易な検査キットがあるのでそれを使用するとよいです。

家でできることを簡単に書きます。

①フードはこまめに少量頻回にする。食事をめちゃくちゃ食べる時期ですが、食べすぎるとすぐに消化不良を起こしやすいため

ふやかすよりも1日最低でも3回、時間に余裕があればそれ以上に分け与える。

②寝るとき:通常お母さんや兄弟と一緒に寝ることで暖かさだけでなく、安心感も得るため、ペットボトルにお湯を入れての湯たんぽなどを

一緒においてあげるとよい。

③低血糖・低体温:この時期は、肝臓がまだしっかり働けないために絶食にすると政権で有れば3~4日でも大丈夫ですが、この時期は容易に

低血糖になってしまいます。そうなるとぐったりしたり、中には痙攣症状を起こします。様子がおかしければ生後6か月または体重が1.2キロ以上くらいまでは様子がおかしければ、家の砂糖でよいので口になめさせるようにするとよいです。

 

何にしても生後2~4か月のころは体力もしっかりしていないために、一気に悪化したりする場合もあります。

そういう意味でもできるだけよく観察をしてもらって、様子がおかしければ早めに主治医の先生に見てもらってください。