痒みへの挑戦!
開業してから1番変化したこと…やはり痒みに対する治療薬の変化だと感じます。
痒みの多い原因としては、
①細菌性 ②マラセチア ③疥癬やアカラス ④食事 ⑤アトピー、アレルギーです。
①に関しては、投薬を簡単にしたコンベニアという注射があります。
ただし最近では、この薬に耐性の持つ場合も増えてきています。
③これがかなり変化しました。かなり前だと7~10日に1回注射をしていて
副作用も出る可能性がありました。
現在では、投薬も含めて1回の摂取でこの病気を除外することが可能になり、経済的負担や副作用もほとんどありません。
④食事に関しても、アレルギーの型で大きく2つが関与するためのフードが開発されています。
もちろん完全ではないので、主治医の先生と効果については要相談になると思います。
⑤ここがかなり変化しました。ブログのほうでも書くことがありますが以前まではステロイドやシクロスポリンといった
免疫抑制剤を中心の治療で、抗ヒスタミンなどを減薬のために使用していました。
最近では、免疫にはそこまで関与しないアポキルを中心に今月発売されるIL-31に対する抗体薬など
本当に治療の幅と副作用を気にすることが減ったという意味ではかなり進歩していると感じます。