短頭症候群

この暑さなので、今回のテーマの犬種であるパグやフレンチブルドック、シーズーなど来院時には首を冷やすなど

飼い主さんが工夫されている場合が多いです。

この犬種はなんといっても軟口蓋が長くなってしまうことで、呼吸がしにくい、それに伴い熱中症のリスクが増えます。

また呼吸がしにくいせいか空気を多く飲んでしまう傾向があるため、げっぷやおなら、続けて嘔吐も多い症状になります。

本当に重度になると口周りに泡沫上のよだれが出て、常に舌もチアノーゼ状態になります。

その場合には、長くなっている軟口蓋を切除してもらうことで生活の質・呼吸の質が向上します。

重度と思っているようであれば、1度主治医の先生に相談をしていただけると良いかと思います。