名古屋市昭和区にある土日・祝日も診療可能な【桜山動物病院】

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塗り薬

変異株の流行で、全国のコロナの患者数がまた増えていますね。

ちょうど暖かくなってきて、特に犬で皮膚病の患者さんが増えてきたので、塗り薬について書いてみます。

まず皮膚病の場所が限局的で全身性でない場合には、塗り薬が選択肢の一つになります。

一般的な塗り薬の成分は、①抗生剤 ②抗真菌剤 ③ステロイド ④タクロリムス ⑤ワセリン ⑥外用殺菌消毒剤

動物では、①~③の合剤が人気です。

塗り薬を塗ってすぐになめられてしまっては、効果が期待できません。

したがって、できるだけ注意をそらすために、塗ったら散歩に行く、塗ったらご飯を与える、塗ったらしばらく抱っこをして

舐められないようにすることが重要です。

またステロイドが入っている場合には、人と同じで長期塗布することで副作用の問題が出ることがあります。

アレルギーで長期という場合には、④や保湿剤という意味で⑤を試すと良いと思います。

また細菌性で耐性菌などがある場合には、⑥のクロルヘキシジンが効果があることが結構あるので

長期抗生剤を飲んでも効果が出ない場合には、試してみる価値があると思います。

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