胃捻転・拡張症候群

日曜日に来た症例で、嘔吐と下痢を主訴に来院。

飼い主さんが、以前ほかの犬で経験している胃捻転かもということでした。

実際検査をすると胃捻転と脾臓腫瘍がありました。

脾臓摘出と胃捻転の整復と再発しないための胃の固定を行いました。

本人はすぐに元気になり、昨日退院されました。

大型犬に多い音いわれているこの病気ですが、小型犬でも結構あります。

今回はスタンダードプードルということで、胸が深い犬種なのでなりやすいと思います。

放置すると突然死の原因になったり、遅れると胃が壊死をして手術も大変になります。

今回は、うっ血していたものの壊死をしていなかったので、手術も早く終われました。

吐きそうではけない、お腹(特に左側)が急に膨れてきた場合にはこの病気の可能性があるので

注意が必要です。