Monthly Archives: 2月 2019

 早いもので2月も終了。

動物病院にとっては一番暇な時期なのですが、重症の症例も多く

いろいろな雑務も多く、あっという間の1か月でした。

 3月よりどの動物病院も忙しくなります。

まず3月15日に保健センターのほうから集合注射のお知らせが

登録されている飼い主さんの住所あてに届きます。

 今年も昭和区の狂犬病注射の責任者なので、たった3日間の昭和区内での

集合注射が無事終わることを期待しています。

 年齢が上がるほど、また病気の症状などがあればできるだけ

かかりつけの病院での接種をお勧めします。

 どうしても病気の感じでせっかく来たから接種してといわれる集合注射での飼い主さんからの言葉は

僕ら注射を接種する獣医師も大丈夫かな?と不安になってしまいます。

 体調が悪ければ日にちを変更して接種してあげてください。

今年も多頭飼育の飼い主さんは、お昼の予約診察を実施します。

どうしても混雑する時期ですので、待ち時間を少なくするためには

非常にスムーズに進むことが多いので、希望者はあらかじめ電話での予約をお願いします。

また狂犬病のワクチンに関しては、はがきを持参していただくと会計までが

スムーズに行えますので、持ってきていただけると助かります。

 

 今日は朝から、以前にも書いた朝6時55分から始まる0655の教育番組では

猫特集をしていました。猫の歌ではアニメの猫3匹がかわいいダンスをするのでいつも

子供がまねをするので、その姿にほのぼのします。

 今週も猫だと猫風邪、膀胱炎、糖尿病といった冬場に多い病気から

異物を飲んで腸閉塞になった子まで、いろいろ重い病気の子も多かったです。

 現在野良猫の発情中で、名古屋市内の場合には完全室内飼育が多いのでよいですが

外出する猫の場合には、この時期にはケンカが多くなり、しばらくするとその場所が

膿んできて、膿瘍ということで来院される場合も多いです。

 外に出る子は、猫風邪のリスクも増えますので、完全室内飼育でない場合には

目ヤニや鼻水、皮膚を触ると痛がるなどは注意が必要です。

 一昨日は、長男、昨日は長女の授業参観でした。

お昼ということもあり、一昨日も手術終了後ぎりぎり間に合いました。

 1年生と4年生ということで3才さでもかなり発表の感じが異なるため

成長を感じました。

 長女のほうでは、10年後の自分への手紙ということで、

10年後どのようなことに興味を持ってやっているのかという質問でした。

 獣医さん2名に動物学者1名と動物関係の仕事も人気でした。

小学校だと野球選手やサッカー選手などが男の子の人気と思っていましたが、

研究者や技術者など違っていました。

 なかなか忙しくて学校行事に出れないことも多いので、

非常に楽しい時間が過ごせました。

 昨日は、1年に1回講習がある動物取扱責任者講習がありました。

通常は、ペットショップやそれに関する生体を取り扱う業者さんが中心です。

 動物病院でもトリミングやホテルを実施している病院では、1名責任者が必要です。

昨日の講習では、動物介在療法を研究されている先生のお話でした。

 犬や猫を飼育することでオキシトシンが増加するなど興味深い話でした。

また名古屋市のほうからの報告では、基本的には犬のほうでは安楽死を

していなくて、猫もなごやかキャットなどのプロジェクトの効果などもあり

どんどん減少しているという報告でした。

 

 今年は年明けから昨日で7~8例目の雄猫の尿道閉塞の雄猫。

今までは、閉塞を解除して、膀胱を洗浄してあとは処方食で問題なかったのですが

昨日の子は、尿道閉塞を解除後も嘔吐の連続。血液検査で急性の腎不全になっていました。

このように尿道閉塞になると、尿が出ないことによりひどいと痙攣をおこしたり突然死の

原因になってしまいます。

 雄猫を飼育していて、尿が出なくて嘔吐しているや元気がないなどがあれば

できるだけ早めに主治医の先生に見ていただくことが重要です。

 明日は、動物取扱責任者の研修で夕方の診察が5時からと変更になります。

ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。フードなどは4時からでも

取りに来ることが可能ですので、よろしくお願いします。

 火曜日は、今週3回目の勉強会でした。診察終了後行ってきました。

テーマは、猫の慢性腎臓病に使用できるラプロスという薬です。

 日本の東レが販売した薬になります。

犬の場合には、腫瘍や心臓病が死因の上位になりますが

猫では、この腎臓病が死因の上位になります。

 療法食を中心にして、いろいろな薬があります。

その一つとして、このラプロスが2年くらい前に発売されました。

 発売前には、腎臓病が治る?くらいの書き方もあったため

現在でもどんどん使用している病院としっかりしたエビデンスがないということで

使用をしていない病院にわかれています。

 当院では、今まであった薬も含めて、その子によって使用することで

生活の質や血液検査が改善した症例もいるため、その症例に合わせて使用しています。

 まだまだ寒い時期が続くので、腎臓病の患者さんにとっては

飲水量の減少や血管の収縮などマイナス面が多い時期です。

 食欲の低下や体重減少があれば、早めに主治医の先生に相談を

していただいたほうがよいです。

 

 

 

 昨日は診察終了後毎月ある中部小動物臨床研究会の勉強会でした。

昨日のテーマのうち2つが、腹腔鏡を使用した発表でした。

 僕が大学の時に鳥取大学でもかなり腹腔鏡をその当時では最先端という感じで

実施をしていましたが、結局は傷を小さくというお話をしても

治る期間が同じならとか動物は人ほど痛みを感じないからということで

大学病院では、あまり臨床的に広まりませんでした。

 昨日の1つは、停留睾丸という一般的には、睾丸がおなかの中に残っている

症例での、開腹をせずに発見も早いという発表と

超大型犬での、胃捻転の予防処置に腹腔鏡を使用することで侵襲が少ないという発表でした。

 大学の時には、人と同じで胆嚢摘出などいろいろ実験していたのが懐かしく思えました。

勉強会では必ず質問するということで、腫瘍の発表で1つ質問もできました。

 まだまだ寒いですが、人と同様に動物も調子を崩しやすいです。

食欲や排便、排尿の状態などを見ることが重要です。

 

 

 以前からお話をしていたように少しホームページがリニューアルしました。

トップページのトリミングのところでは、飼い主さんに載せてもよいと承諾を得ている

トリミング中やトリミング後のワンちゃんが載っています。

 当院の看板犬ハナも、今月ついに16歳を迎えます。今回載せてもらいました。

昨日は診察終了後名古屋駅でセミナーがありました。

 名古屋駅にはなかなかいかないので、さっそく道に迷うというアクシデント。

テーマは、この時期に多い猫の下部尿路疾患。

ストレス性といわれている特発性膀胱炎から結石の再発。

また猫のストレス軽減の方法や沈静法などいろいろお話をしてもらえました。

 今回の講師は、大きな病院の開業医の先生で、僕ら臨床医という立場で

いろいろお話がいただけました。

 何より当院でもお話をする猫は水を飲ませるのが大変ということに関しても

いろいろな方法を教えてもらったので、さっそく今日の診察時から

取り入れようと思いました。

 寒暖差が激しい分人だけでなく、動物にとっても体調を崩しやすいと思いますので

いつもと違う?と思った時には主治医の先生に相談をしてください。

 

 

 昨日は、膀胱結石の手術がありましたが、相変わらずストラバイト結晶の原因の

膀胱炎の猫ちゃんが来ます。1匹は、以前の子のブログを見てくれて

症状が似ているということで、来院してくれてやはりストラバイトが発見でき

尿道閉塞になる前の発見で済みました。

 今回テーマの低アルブミン血症も結構おられます。

まず何より検査センターに出した場合のほうが少し低めに出ることにも注意が必要です。

実際代表犬種だと柴犬の低アルブミン血症はなかなか治療に反応しないことが多いです。

人のほうでもいろいろな治療法が試されていますが、実際アルブミンがどんどん下がってしまうと

腹水から始まり、胸水もたまる場合があります。

 病気によって治療も様々ですが、超音波や内視鏡などを実施してもなかなか最終的な診断がつきにくい場合があります。

 リンパ管拡張症やリンパ腫、食事反応性や抗生剤反応性など

本当に様々です。したがって治療も、それに対する反応も様々です。

 治療への反応の良い症例から、様々な薬を使用しても反応せずに

どんどん体重が減少してしまう症例もいます。

 上にも書いた柴犬は反応の悪い代表だと思います。

下痢やおう吐などの消化器症状が続いていて、体重が減少している場合などは

1度主治医の先生に見ていただくとよいかと思います。

 

 

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