Monthly Archives: 3月 2019

 今週水曜日に久しぶりに家族でリトルワールドに行ってきました。

名古屋から近く、いろいろな文化に触れられるということで行きました。

 結果としては、奥さんは今はやりの韓国料理のチーズ入りホットドッグ、

子供たちは陽気にアイスを入れてくれるトルコアイスに大興奮。

フィンランドサーカスもなかなか古典的な感じでしたが、時間も長く

観客皆さん喜ばれている感じでした。

 水曜日もなんだかんだ仕事が入り、ゆっくりできないのでみんなの笑顔が良かったです。

反対に当院でもかなり多くの心臓の病気の患者さんがいます。

 今月は犬2匹が肺水腫からの喀血。猫1匹が心筋症からの喀血。

毎日数件は心臓病の薬を取りに来られますし、毎週のように酸素テントに入るような

症例が来ますが、今月は本当に亡くなる子が多くつらい月間です。

 新しい薬が増え、情報もいろいろ増えてかなり以前と比べると

安定した時間が多くなりますが、やはり最終的には食べなくなって虚弱していくか

急性で肺水腫からの喀血になる症例が多いです。

 心臓に関しては、本当に急激に症状が変わるため、できるだけ様子がおかしければ

飼い主さんは、主治医の先生に見ていただくとよいと思います。

 今週は、2人のアメリカの大学生が1泊ホームステイで来てくれました。

奥さんや子供たちの多文化交流の一環です。

 一番下の子まで、一生懸命お話をしているのを見て成長を感じました。

いつも恥ずかしがりで、初対面時には僕の後ろに隠れていても

すぐに笑顔で2人と堂々とお話をしていました。

 今日のテーマは肺水腫。今月は毎週のように来院しています。

多くは小型犬の僧帽弁閉鎖不全症からの肺水腫です。猫では心筋症からです。

基本的には、酸素テント(ICU)入れて利尿剤を中心に治療します。

 ほとんどの症例では、うまく循環や低酸素状態が改善して

普通に戻ります。

 僧帽弁でも腱索断裂などすると内科治療では厳しくて

あっという間に重度の肺水腫から血様の液体を吐く喀血状態になります。

この時には、動物からすると人でいうおぼれている状態。首を伸ばして

なるべく酸素を吸えるように頑張ります。夜間に呼吸が荒いや呼吸回数が多いという場合には

もともと心臓病がある患者さんだとこちらもドキドキします。

 このような状態が心臓病がなければ、はじめから痛みや気持ち悪さを考えますが

基礎疾患に心臓病があると肺水腫を疑います。

 心臓病がある患者さんで、安静時の呼吸数が40回以上の場合には

肺水腫の可能性があるので、念のため主治医の先生に見せていただいたほうがよいと思います。

 恒例の毎月第2土曜日の夜の勉強会が今月は3月。

犬の食欲増進剤、敗血症時の対応、膝蓋骨脱臼などいろいろありましたが、

やはり高度でなかなか見ないという点では、名古屋市内の全国的にも有名な

心臓の病院の発表。何より手術の成功率に驚きです。

 通常現在の僧帽弁の病気の手術では、1度心臓を止めて人工心肺という機会を通して

血液を循環させます。手術終了後皆さんがドラマで見るようなカウンターショックで再び心臓に

拍動が戻るという手術を行っているのです。人と比べると体重が小さい小牛田犬が中心なので

その難易度は想像を絶します。しかしここ数年薗病院では90%以上ということで驚異的です。

 当院で内科治療ではもう難しいという症例もこの病院で数匹手術を行ってもらいました。

 術後の良い薬などいろいろ考えてさらなる向上を目指す姿に本当に素晴らしいと思います。

全国でもこのような手術を行っている病院は少ないです。

 しかし小型犬では、僧帽弁閉鎖不全症は多く当院でも治療している人でも

120匹以上入ると思います。内科治療で行ける場合にはよいですが、

なかなかうまくコントロールできない場合などには、費用は掛かりますが

このような手術も考慮してもよいのかもしれないです。

本日もありますが、比較的に犬では瞼の腫瘍は多いです。

通常は、良性のマーボーム腺腫が多く、次に良性のメラノーマと

悪性よりは良性が多いです。猫の場合には、珍しいですが扁平上皮癌が

できやすい場所でもあります。

 犬の場合には、良性ですが問題となるのが腫瘍が角膜をこすることで

目ヤニや涙が多くなってしまいます。

 完全切除が望ましいですが、かなり高齢で麻酔が心配な場合には

凍結手術や角膜に当たってしまう場所だけを切除して、目の炎症を減らす場合もあります。

 何か目にできたという場合には、1度主治医の先生に見ていただくとよいと思います。

これからの時期だとダニの場合もありますので、アウトドアなどで山に行く飼い主さんは

注意が必要です。

 最近野良猫の避妊手術があるとこの時期は発情シーズンなので

妊娠をしていることが多いです。

 犬や猫に関しての妊娠期間はどれくらいでしょうか?

知っている人もいると思いますが、63日くらいといわれています。

 したがって、約2か月で出産になります。通常猫だと3~5匹が多いです。

動物によって本当にいろいろですね。

 明日は、マラソンの関係でお昼過ぎまで環状線が通行禁止になるので

注意が必要です。

 

 

 昨日は、休診日でした。

朝と夕方1件ずつ急患を見て、午前中は末っ子の授業参観がありました。

前回は、僕ら両親の前で恥ずかしくなり撃沈したことを考えると昨日は

しっかり、大きな声で発表できていました。

 よる東京の猫専門病院の先生によるセミナーでした。

犬では約85%の純血種に対して、猫では約17%と低いものだが

今後増加傾向にあり、犬同様に猫腫によってはなりやすい病気が出てきているという

お話でした。有名なところだとスコティッシュホールドの折れ耳の遺伝子により

関節や骨の病気が出ることは有名です。

 あとはメインクーンなどでは、肥大型心筋症の遺伝が言われています。

一般的なところと、先生が経験されていてということがきけて

非常に楽しい講義でした。

 今日早速先天性を疑わせるノルウェジャン・フォレスト・キャットが来たので

昨日の勉強会でのお話を飼い主さんに伝えて、診断・治療をさせていただきました。

 自分の家でも純血種の猫の兄弟がいるので、猫の遺伝の病気を今後していきたいと思いました。

 3月に入りました。

昨日の3月2日から狂犬病の登録が平成31年度登録になります。

したがって、昨日と今日で新規の狂犬病の患者さんに関しては

狂犬病接種と鑑札をお渡しできます。

 既に登録をされている飼い主さんも可能ですが、名古屋市内で登録をされている場合には

今月15日に保健所のほうが一斉にはがきを出します。

 それを持参していただいたほうが、病院としては作業が容易になるので

ありがたいです。よろしくお願いします。

 この時期に多い質問が、狂犬病と混合ワクチン、フィラリアやノミなどが同時にできるのか?という

質問です。

 まず狂犬病ワクチンに関しては、死活化ウイルスのワクチンになり1週間後以降に

混合ワクチンを接種可能です。ただし混合ワクチンを先に接種した場合には

1か月あけて狂犬病の接種になります。

 またフィラリア検査は通常採血なので、同時にできます。

のみの薬も同時は可能ですが、副作用が心配であれば数日ずらした方がよいと思います。

各病院で、先生の考えがあると思うので聞いてみるとよいかと思います。