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かなり急激に冷え込んできましたね。

この急激な寒さは、人と同様に動物にとっても厳しいです。

特に体が小さかったり、若い年齢や高齢の子にとっても命にかかわります。

 この時期から子犬や子猫を飼育し始めている場合には

基本的には1匹飼育だと思いますが、ふつうは兄弟や母親が保温してくれる分を

飼い主さんが湯たんぽやヒーター、室内のエアコンを活用する必要があります。

 ハムスターなどの小動物もこの時期は、注意しないと朝起きると亡くなってたり

低体温で仮死状態になっている場合があります。

 エアコンを利用しない場合には、上にも書いたパネルや湯たんぽ、

ペットボトルにお湯を入れるなど工夫をしていただけるとよいかと思います。

 

 先週土曜日末っ子のクリスマスコンサート。お昼の仕事を早めに終了していきました。

泣いたりする可能性もあるのかな?と心配していましたが

かなり大きな声で頑張ってくれていました。上の二人も曲の紹介などを行うため

参加して、言う言葉を練習しない子供に心配していましたが、無事に終了しました。

 話は変わって、今回の題名の低血糖の多くの場合は、子犬や子猫です。

あとは、昨日の症例のように糖尿病の治療中の場合です。

 2~6カ月の子犬や子猫で、急にぐったりしているなどの電話があると

まずこの時期だと、低血糖に低体温症も加わります。

 夏場であれば、家で砂糖水などを飲ませてもらうとすぐに復活する場合でも

この時期だとなかなか低体温症がうまくコントロールできずに回復しない場合があります。

 子犬や子猫を飼育している人や、糖尿病のコントロール中で、注射の種類にもよりますが

特に注射を接種して4~8時間後にぐったりしている場合には、可能性が高いです。

 様子がおかしい場合には、主治医の先生に早めに見ていただくことが大切です。

 体重減少や食欲不振を主訴に来院される場合があります。

年齢によって、とらえ方も様々で

若ければ、そこまで気にする場合がない場合と遺伝性の病気など

高齢になれば、どこかの臓器が悪いか腫瘍疾患などを考える必要が出てきます。

 ただし高齢で状態が悪い場合には、外科的手術や抗がん剤などを実施することで

逆に生活の質を下げてしまうことがあります。

 これは人でも同じですよね。有名なところだと芸能人で食道がんなどの場合には

手術をして逆に、悪化・亡くなってしまうこともあります。

 最近でも新しい文献で高齢の犬のリンパ腫では、若い症例のような

がっちりした抗がん剤を実施すると逆に副作用が大きく出て予後が悪い場合があるという

文献も報告されています。

 その子の状態などにもよるので、診断も難しい場合がありますが

その後の治療も難しい場合があります。

 昨日は診察終了後9時から腎臓病のセミナーが2時間ありました。

東京の大学の先生で、寒い時期に増える腎臓病についての

勉強になるセミナーでした。

 必ず質問をすると決めているので、昨日も日頃の腎臓病で気になっていることを

3つも質問できました。

 何よりも急に水をよく飲むようになった。トイレの尿の量が増えた。

尿の色が薄い。食欲にムラがあり、痩せてきたなど犬だと10歳以上。

猫の場合には、当院でも多く遭遇する尿管閉塞があるのでかなり若い年齢からも

腎機能低下を引き起こす可能性があります。

 上記のことが、自分の飼育している動物で気になる場合には

1度主治医の先生に相談をして、血液検査や尿検査を実施してもらうとよいと思います。

 

 今月処置が多い、この病気。

ダックスやプードルで多くいます。

 この病気になると興奮時などに唾液が鼻腔のほうに行くことで

くしゃみや逆くしゃみが増えます。

 通常上顎犬歯のところで起きます。

犬歯を抜いた後、ほかの歯ではある程度抜きっぱなしでも歯茎で埋まってくれますが

この場所は、穴が開いてしまった状態になります。

 したがって、1~2重にその穴を閉じるように縫合する必要があります。

そうすることで、劇的に鼻水も減少し、本人の不快感も減ります。

高齢の犬を飼っていて、鼻水が増えてきたという場合などは

1度主治医の先生に相談をしていただくとよいと思います。

 知らない人がこの題名を見ると何かの暗号か?それとも病気の略称?などと

なるかもしれないですが、教育テレビの朝の番組名です。

 ちょうど僕が上の子2人をこの番組の前に起こして一緒に見ていたりしているのですが

なかなか面白いです。5分間しかありませんが、犬や猫が出て来たり

いろいろな歌がきけたり、朝からほっこりします。

 もしこの時間にテレビをつけるようであれば、1度見ていただくとよいかと思います。

本日お昼にホームぺージのリニューアルを行います。

 今まではパソコン対応でしたが、スマホなどでも見やすくなると思います。

またインスタグラムやユーチューブなども入れれるようなので

パソコンが苦手な僕がどこまで使えるかわかりませんが

活字以外のことでも、ホームページを更新できたらと思います。

 昨日の夜は毎月恒例の勉強会。

後輩も入会を希望するということで参加してもらいました。

いつも仲の良い先生も骨折の発表があったりで楽しかったです。

 最近コマーシャルや雑誌などで、血液検査だと病院に行かないといけないけど

簡単に検査ができるということで、毛や唾液をもとにアレルギーが可能と

している会社が、国内外に存在します。

 当院の患者さんでもこの検査で、、この項目がアレルギーなのといわれたことがあります。

今年イギリスの獣医学雑誌に発表されたテーマがこのような毛や唾液で検査ができるのか?

もちろん答えは想像通り、再現性がなく怪しいという結果でした。

 ①アレルギーと診断された犬 ②アレルギーでないと診断された犬

また犬の本当の毛以外におもちゃの毛、また唾液の代わりに水を半分に入れた。

128項目の食事や環境のアレルゲンを特定するというものであったが、

再現性、正確性がなかったとなり、このような検査が意味がないとされた。

 実際日本でも今でもあるような気がするが、簡易ではあるがあまり意味がないと

思っていただけるとよいかと思います。

 今回のテーマは、瞬膜フラップ(第3眼瞼縫合)です。

犬や猫には、人と同じ上瞼と下瞼のほかに眼の内側に第3眼瞼があります。

ここの働きとしては、目をつぶるときに車のワイパーのように

眼の汚れを取ったり、目の表面に涙を行き届かせます。

 またリンパ組織もあり免疫も関与します。

よくある目をつぶるという主訴で来院されて、一般的な検査の

フローレス試験という角膜の傷を調べる検査で、染色されると傷があることになります。

ほとんどの症例は、点眼や投薬、エリザベスカラーで治癒します。

 難治性の症例などで、悪化していく場合にどうしても内科治療が難しいと判断された場合には

コンタクトレンズや今回の瞬膜フラップ、専門医だと結膜フラップを治療として行います。

 一般開業医では、コンタクトレンズや眼瞼縫合、瞬膜フラップを使用します。

どれも簡易な方法という意味では良いですが眼瞼縫合や瞬膜フラップでは

眼の中が観察されないために、運に任せるよいう感じの部分も出てきます。

 この処置を行うことで、なかなか治癒しない角膜潰瘍などには

空気に触れないことで痛みを軽減して、さらに角膜表面に血管ができるのに

時間がかかるのを短縮することで、治癒機転を早めることができます。

 術式や時間も早いため、なかなか改善しない場合には目の穿孔が怖いので

非常に有意義な治療方法になります。

 目の傷が治らず痛がっていることが続いている場合などには、

主治医の先生か目の専門医の先生に見ていただくとよいと思います。

 昨日は休診日でしたが入院の子などもいてバタバタしました。

長女と奥さんが風邪気味で、耳鼻咽喉科に付き添いをしましたが

今回の病院の看護師さんの対応など大変勉強になりました。

 やはり寒さが強くなり以前から書いている関節や神経疾患。

また今回のテーマである腎臓病の患者さんが増えています。

 初期だと飲水量の増加(1キロ当たり60mlを目安にします)

体重が10キロの子だと600mlになります。

 猫の場合には、飲水量が難しくトイレの砂を替える頻度などで

気づかれて来院される場合があります。

 尿検査では、尿比重の低下(尿の濃縮機能が落ちているのか?)

または尿蛋白が出ているのかなどを確認します。

 血液検査では、BUN(尿素窒素)やCre(クレアチニン)の上昇から始まり

進行するとP(リン)の上昇や貧血が進行します。

 まずは何より水和状態(だっすいなどがないのか?)を確認して

食欲があれば、腎臓病用の療法食に変更します。

 もちろん活性炭やACE阻害剤など病院によって様々な薬が出ることもあります。

何にしても当院の言い方では、①食欲があるのか?②体重減少がないのか?

この2項目を1番重要視します。

 食欲が落ちてきている場合や体重が減って痩せてきているなどが

10歳以上の犬や猫である場合には、腎機能低下の可能性があるので

1度主治医の先生に相談をしていただけると良いと思います。

 

 

 ホルモンの病気というと糖尿病、クッシング(副腎皮質機能亢進症)、

甲状腺機能低下症(犬)、甲状腺機能亢進症(猫)、アジソン(副腎皮質機能低下症)などが

一般的です。

 今回はアジソン病についてです。

その他の病気が比較的中~高齢で発症する場合が多いのに対して

この病気は比較的若い年齢から発症することが多いです。

 2歳前後で急に倒れたなどで来院されて、この病気とわかることもあります。

ほかのホルモンの病気と比べると症状が多岐にわたります。

そのせいで、診断がなかなかできない場合があります。

 9月から実施している健康診断で、症状と血液検査で2匹この病気とわかりました。

現在8匹ほどの患者さんで治療をしています。

 通常は飲み薬ですが、薬の吸収の問題なのか飲み薬の効果が少ない場合

または聞きにくくなってしまう場合があります。

 その場合には、注射薬を使用することで、安定することが多いです。。

この病気の血液検査の特徴に高K(カリウム)血症があります。

これは、心臓が突然止まる可能性もあるので、緊急で治療が必要になります。

 一般的には、血液検査でこのK(カリウム)が高いことで、

ホルモンの検査を実施する場合があります。

 血液検査でこのK(カリウム)が高い場合などは、主治医の先生に相談を

していただくとよいと思います。

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