
ah-sakurayama1
ゴールデンウィーク中ですが、水曜日以外は通常と同じ診察時間です。
ただし夜間の時間外は、受け付けませんので名古屋市獣医師会の
夜間病院で診察を受けてください。
検査結果や治療内容はメールでもらえるようになっています。
21:00~02:00(052-263-9911です)
電話をすると看護師さんが案内もしてくれます。当院から約10分の上前津にあります。
最近今年初のマダニがついてきたワンちゃんがいました。
飼い主さんもダニと認識していて、家で取らずに動物病院でということで来院されました。
名古屋市内では、基本的には野良ネコからノミが寄生する可能性のほうが高いです。
しかしキャンプなどで森に行く場合などは、まだにが寄生する可能性が高まります。
最近では、経口薬のダニに強い薬もできています。
ゴールデンウィーク中でそのような場所に行く家族も多いかと思います。
心配な場合には、主治医の先生に相談をしてみてください。
昨日の休診日は、今年2回目の集合注射でした。
今回は雨が降らないという予定でしたが、まさかのまたまた雨でした。
一緒に注射を打った先生とお互い雨男ですねということで笑いが起きました。
しかしこれで今年は終了。昭和区の責任者も終了。
大きな事故なく終わってよかったです。
今日はお昼診察と手術終了後あわてて長女と長男の授業参観に出席。
なんとかぎりぎり間に合いました。2人とも僕に気づくと恥ずかしがっていましたが
しっかり発表できていました。親としては一安心です。
久しぶりに木曜にしては診察が混んでいなくてブログも書けてしまいました。
先週土曜日の夜の勉強会について昨日書こうと思いましたが
朝からバタバタして今日書かせてもらいます。
興味深いのは、免疫抑制剤の使用方法。
以前からどこでも使用されているのが、プレドニゾロンを中心とした
ステロイドですが、シクロスポリンやタクロリムスなどがありましたが、
レフルノミドやミコフェノール酸モフェチルなど新しい薬もあります。
1つ効果がないとほかの薬を試して治療効果があるのかを見ることになります。
自己免疫性の病気は動物でもいろいろあります。
その時にステロイドを中心にいろいろな薬を試して効果を確認します。
今回の発表では、1つは腎性の蛋白尿の症例、もう1つの発表は皮脂腺炎でした。
僕が学生のころにはなかった薬の効果を、最近病気の時に感心することがあります。
もちろんそのような病気にならないことが望ましいですが、いろいろな治療方法が
あった方が、より治癒する可能性を高めることができます。
水曜日は集合注射ですので、朝から3時ころまで連絡を受け取れない可能性があります。
緊急時で折り返しの電話がない場合には、近くの病院で診察をしてもらってください。
ご迷惑をおかけしますがよろしくお願いします。
今週水曜日の集合注射は、まさかの雨と寒さ。
桜をきれいに見れることを期待していただけに残念でした。
特に事故もなく無事終了しました。
本日のテーマは、よく飼い主さんが主訴に来られるけど場合によっては
間違っている場合などです。
あとは来週の休診日の水曜日1回です。来週は朝からなので
半日休みがつぶれてしまいます。
以前から書かせていただいていますが、できれば動画が非常にわかりやすいです。
なかなか余裕はないかもしれませんが、僕らも画像を見ることでより分かりやすくなります。
最近は、吐いたものや下痢の状態、家での落ち着きがない様子などいろいろ
動画を取ってくれることが増えました。非常に助かります。
家でしか出ない症状の場合もあるので、このブログを見ている飼い主さんで
何かこれはと思うことがあれば、とりあえず記録に残すとよいと思います。
今日から新学期になる人も多いと思います。
うちでも長女と長男を朝起こし、以前から書いている0655のテレビ。
月曜日は爆笑問題田中さんのたなくじ今日はさらにタヌキのたぬくじまであり
2人とも一生懸命撮影をしてこの1週間のお守りになると喜んでいました。
今週と来週の水曜日の休診日に毎年恒例の集合注射があります。
今週は昭和区で来週は南区です。病院の電話は、いつも通り転送になっていますが
出られなかったり、緊急時でも診察ができないことがありますのでよろしくお願いします。
まだ桜も咲いてそうなので、天気が良いことを祈るだけです。
4月に入り結構忙しくなってきました。
それに伴いお待たせする時間も増えてしまうことがあり、申し訳ないです。
この時期は、フィラリアの検査と同時に血液検査をされる患者んも多く
その血液検査により、早めに病気が発見できる場合があります。
高齢化社会の犬のとって、例えば腎臓病でも以前までは尿素窒素とクレアチニン、
程度が進行すればリンや貧血などで飼い主さんにお話をしていました。
最近では検査センターによって、シスタチンCやSDMAといった早めに腎機能を
とらえることができるマーカーが確立してきたおかげで、尿検査を併用すると
腎機能の評価がそれなりにできるようになり、早期発見になることがあります。
飼い主さんに聞かれる、腫瘍(ガン)はわかりますか?という質問ですが
一般的には、動物で絶対視手に信頼できる腫瘍マーカーは確立されていません。
CRP(急性の炎症)やそのほかの炎症マーカーが上がっていれば可能性が位しか言えないのが現状です。
以前腫瘍で動物をなくしたので、早めに知りたいといわれることが多いですが
残念ながらまだありません。
以前ブログにも書いた人のほうでは、尿を使用しての線虫による腫瘍発見が約90%の正解率。
費用も安いので、この方法が獣医でも応用されることを期待しています。人ではこの1~2年で
検査が始まると聞いています。簡易で、安価なことが動物でもより求められます。
最近頭を悩ませる症例が多い病気です。
治療にもかかわらず下痢が続く状態です。
一般的には、食事反応性、抗生剤反応性それでも反応しない場合があります。
厄介なのが、柴犬の場合です。
その他の犬種では、ステロイドを中心とした免疫抑制剤に反応しやすいですが
柴犬の場合には、反応しないままどんどん痩せてしまうことがあります。
アルブミンがかなり低下すると、腹水がたまってきたり、急に呼吸が荒くなり
胸水がたまってしまう場合もあります。
下痢が続いていて、特に体重減少などがある場合には
早めに主治医の先生に見ていただくとよいと思います。
今週水曜日に久しぶりに家族でリトルワールドに行ってきました。
名古屋から近く、いろいろな文化に触れられるということで行きました。
結果としては、奥さんは今はやりの韓国料理のチーズ入りホットドッグ、
子供たちは陽気にアイスを入れてくれるトルコアイスに大興奮。
フィンランドサーカスもなかなか古典的な感じでしたが、時間も長く
観客皆さん喜ばれている感じでした。
水曜日もなんだかんだ仕事が入り、ゆっくりできないのでみんなの笑顔が良かったです。
反対に当院でもかなり多くの心臓の病気の患者さんがいます。
今月は犬2匹が肺水腫からの喀血。猫1匹が心筋症からの喀血。
毎日数件は心臓病の薬を取りに来られますし、毎週のように酸素テントに入るような
症例が来ますが、今月は本当に亡くなる子が多くつらい月間です。
新しい薬が増え、情報もいろいろ増えてかなり以前と比べると
安定した時間が多くなりますが、やはり最終的には食べなくなって虚弱していくか
急性で肺水腫からの喀血になる症例が多いです。
心臓に関しては、本当に急激に症状が変わるため、できるだけ様子がおかしければ
飼い主さんは、主治医の先生に見ていただくとよいと思います。
今週は、2人のアメリカの大学生が1泊ホームステイで来てくれました。
奥さんや子供たちの多文化交流の一環です。
一番下の子まで、一生懸命お話をしているのを見て成長を感じました。
いつも恥ずかしがりで、初対面時には僕の後ろに隠れていても
すぐに笑顔で2人と堂々とお話をしていました。
今日のテーマは肺水腫。今月は毎週のように来院しています。
多くは小型犬の僧帽弁閉鎖不全症からの肺水腫です。猫では心筋症からです。
基本的には、酸素テント(ICU)入れて利尿剤を中心に治療します。
ほとんどの症例では、うまく循環や低酸素状態が改善して
普通に戻ります。
僧帽弁でも腱索断裂などすると内科治療では厳しくて
あっという間に重度の肺水腫から血様の液体を吐く喀血状態になります。
この時には、動物からすると人でいうおぼれている状態。首を伸ばして
なるべく酸素を吸えるように頑張ります。夜間に呼吸が荒いや呼吸回数が多いという場合には
もともと心臓病がある患者さんだとこちらもドキドキします。
このような状態が心臓病がなければ、はじめから痛みや気持ち悪さを考えますが
基礎疾患に心臓病があると肺水腫を疑います。
心臓病がある患者さんで、安静時の呼吸数が40回以上の場合には
肺水腫の可能性があるので、念のため主治医の先生に見せていただいたほうがよいと思います。