昨日から、母校の鳥取大学の学生さんが病院実習に来ています。

僕自身も学生の時にはいろいろな病院に行き

実際の臨床の仕事以上に院長先生とお話をすることで

非常にいろいろなことが学べたなーという思い出があります。

 学生ではわからないことが多いので、病気についてだけでなく

獣医としてというお話がたくさんできればと思います。

 昨日はちょうど手術・入院の患者さんとばたばたしたため

実習生には、肉体的・精神的に大変だったかもしれないです。

1週間ということなので、いろいろなことを吸収してもらえたらと思います。

乳腺がおかしいということで来院される場合の多くは

腫瘍という意味でのしこりで来院されます。

 中には乳汁が出るのですが・・・とか乳腺全体が腫れているということで

来院されます。

 犬の場合には、単純に書けば妊娠をしなくても体的には

妊娠している状態になっています。そうなると乳腺もはれてくるし

乳汁も出てきます。乳汁の色やにおいがおかしい場合には

主治医の先生に診てもらう必要があると思います。

 乳腺の腫脹も重度の場合には、抗プロラクチン剤などを投与します。

 昨日急に様子がおかしいということで来院された猫ちゃん。

後肢が、全く動かずかなり強い痛み

心筋症の典型的な症状です。一般的に心筋症は

以前では栄養学的にタウリンが少ないフードを食べることで

拡張型心筋症になるといわれていました。

 現在ではめいんくーんでは、遺伝性があるといわれています。

その他では、理由はわからないですが心臓の筋肉が厚くなり

心臓の中側が狭くなり、血栓ができやすい状況になります。

その血栓が今回のように後大動脈につまると両後肢とも

血液がいかなくなり痛みと後肢が全く動かない状態になります。

なかなか難しい病気ですが、うまく治療に反応してくれることを

期待するだけです。

 現在桜山動物病院では、獣医師、看護師トリマーの人を募集しています。

興味がある方は病院に電話をしていただくか、メールをお願いします。

みんなで力を合わせて頑張っていただける人を希望します。

今日のお昼は、少し暖かくなるようですがやはりまだまだ寒いですね。

昨日は調子が悪いと言って来院されたワンちゃん。

通常調子が悪い場合には、人と同様発熱をして40度くらいになるのですが

測定すると36.5度。尻尾を見ると典型的なラットテイル。

CIMG4750

甲状腺機能低下症では、代謝が落ちるために低体温になります。

重度だと低体温症で意識がなくなります。

このように寒い時期や北海道などでは命にかかわる病気です。

最近もホルモン測定の機会が新発売されていましたが、院内で

どんどん測定できるようになってきています。

 当院でも甲状腺の病気の犬では低下症、猫では亢進症の病気があります。

このような場合の診断・治療のモニターにホルモン測定は有効になります。

今日で早いもので2月も終了。早いものですね。

なかなか暖かい春は来ないですね。

寒さが続くせいか以前から書いている腎不全や関節疾患、胃腸病が多いと思います。

 今回のテーマは点滴。通常人では静脈点滴が一般的です。

静脈にカテーテルを入れて、点滴をする方法ですが

動物の場合には入院を前提に行う場合が多いです。

したがってストレスがかかりやすい猫では、皮下点滴を行うことが多いです。

 筋肉と皮膚の間の空間に点滴をする方法です。吸収の問題や、入れた後の痛みなどが出る場合がありますが

5~10分くらいで実施できます。したがって通院治療ができます。

 食欲がないときに点滴をしてあげてよと飼い主さんがよく言われます。

 実際点滴では栄養は取れません。あくまで脱水を改善することを目的としています。

ビタミン剤や薬は入れれても、ブドウ糖やアミノ酸などは少量は入れれても

1日必要な量は、小動物の場合では欠陥が炎症を起こすためなかなか難しいのです。

 昨日は休診日でした。朝から血尿が出るということで診察をしました。

寒い時期では、特に猫の膀胱炎が多く

寒さのストレスや寒くなり飲水量が減るから多いといわれています。

 膀胱炎の原因としては、犬では細菌性や結石まれに腫瘍性のもの。

猫では特発性といわれるストレス性のものが多く結石(結晶)もできることがあります。

 何が原因でも膀胱炎になると容易に出血をし血尿になります。

なかなか人では血尿にならないので、驚いてこられる場合が多いです。

 単純な膀胱炎だけでは、元気や食欲はなくなりません。

元気食欲もないようだと膀胱炎以外の全身の問題の場合もあります。

血尿が出た場合には、主治医の先生に診ていただき何が原因なのかをはっきりさせる必要があります。

 昨日は2人目の子供の個人面談。家で落ち着くもないので、どうなんだろう?ということを

一番聞きたかったのですが、予想外にも結構しっかり落ち着いて授業を受けているということ。

1か月後のクラス替えをした後も問題ないと太鼓判を押してもらえました。

親として上の子よりも心配していただけに一安心です。

 昨日は、急に眼の下が腫れたということで来院されるワンちゃんがいました。

このような主訴だけでも今回のテーマの歯根部膿瘍を疑います。

 実際歯を見ると歯肉が退行していて、飼い主さんも納得という感じでした。

ひどいと眼の下が膿んで、破裂して皮膚から膿が出たり出血したりします。

 抗生剤で治る場合もありますが、根本的には抜歯が必要になります。

やはり歯周病は多いです。病院に行ったときには、主治医の先生に

心臓の聴診だけでなく、歯を見ていただくことも重要だと思います。

 昨日は、お昼にメーカーさんにワクチンに関する院内セミナーを実施してもらいました。

混合ワクチンのお話でしたが、現在以前と比較するとかなり

抗体がしっかりつくようにいろいろなウイルスで開発されていますし

副作用を少なくするべく、こちらも改善するようにしていました。

 春の時期は狂犬病や、混合ワクチンもフィラリアなどの予防と一緒に

来られる飼い主さんが多いため、獣医師以外でもスタッフ全員が

ワクチンに関してしっかり飼い主さんに正しい情報を伝えられるべく

このような機会が得られてよかったです。

 昨日は、お昼に病院会議。

現在の動物病院の業界のお話と

今後の当院の方針や問題点などをいろいろお話ししました。

 なかなかかしこまってお話しすると難しいと感じましたが

みんなでチームということになるので、やはり考え方の一致は重要です。

 最近多い口腔内マス。

以前にも書きましたが、何かできものがあるや口臭が強いということで来られます。

良性のものでは、歯肉腫や過形成。悪性のものではメラノーマや扁平上皮癌

繊維肉腫があります。

 理由は定かではありませんが、歯石などによる口臭病は一因とされています。

本日も歯石除去が2頭ありますが、デンタルケアは重要です。

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