昨日の夜は毎月恒例の勉強会。

後輩も入会を希望するということで参加してもらいました。

いつも仲の良い先生も骨折の発表があったりで楽しかったです。

 最近コマーシャルや雑誌などで、血液検査だと病院に行かないといけないけど

簡単に検査ができるということで、毛や唾液をもとにアレルギーが可能と

している会社が、国内外に存在します。

 当院の患者さんでもこの検査で、、この項目がアレルギーなのといわれたことがあります。

今年イギリスの獣医学雑誌に発表されたテーマがこのような毛や唾液で検査ができるのか?

もちろん答えは想像通り、再現性がなく怪しいという結果でした。

 ①アレルギーと診断された犬 ②アレルギーでないと診断された犬

また犬の本当の毛以外におもちゃの毛、また唾液の代わりに水を半分に入れた。

128項目の食事や環境のアレルゲンを特定するというものであったが、

再現性、正確性がなかったとなり、このような検査が意味がないとされた。

 実際日本でも今でもあるような気がするが、簡易ではあるがあまり意味がないと

思っていただけるとよいかと思います。

 今回のテーマは、瞬膜フラップ(第3眼瞼縫合)です。

犬や猫には、人と同じ上瞼と下瞼のほかに眼の内側に第3眼瞼があります。

ここの働きとしては、目をつぶるときに車のワイパーのように

眼の汚れを取ったり、目の表面に涙を行き届かせます。

 またリンパ組織もあり免疫も関与します。

よくある目をつぶるという主訴で来院されて、一般的な検査の

フローレス試験という角膜の傷を調べる検査で、染色されると傷があることになります。

ほとんどの症例は、点眼や投薬、エリザベスカラーで治癒します。

 難治性の症例などで、悪化していく場合にどうしても内科治療が難しいと判断された場合には

コンタクトレンズや今回の瞬膜フラップ、専門医だと結膜フラップを治療として行います。

 一般開業医では、コンタクトレンズや眼瞼縫合、瞬膜フラップを使用します。

どれも簡易な方法という意味では良いですが眼瞼縫合や瞬膜フラップでは

眼の中が観察されないために、運に任せるよいう感じの部分も出てきます。

 この処置を行うことで、なかなか治癒しない角膜潰瘍などには

空気に触れないことで痛みを軽減して、さらに角膜表面に血管ができるのに

時間がかかるのを短縮することで、治癒機転を早めることができます。

 術式や時間も早いため、なかなか改善しない場合には目の穿孔が怖いので

非常に有意義な治療方法になります。

 目の傷が治らず痛がっていることが続いている場合などには、

主治医の先生か目の専門医の先生に見ていただくとよいと思います。

 昨日は休診日でしたが入院の子などもいてバタバタしました。

長女と奥さんが風邪気味で、耳鼻咽喉科に付き添いをしましたが

今回の病院の看護師さんの対応など大変勉強になりました。

 やはり寒さが強くなり以前から書いている関節や神経疾患。

また今回のテーマである腎臓病の患者さんが増えています。

 初期だと飲水量の増加(1キロ当たり60mlを目安にします)

体重が10キロの子だと600mlになります。

 猫の場合には、飲水量が難しくトイレの砂を替える頻度などで

気づかれて来院される場合があります。

 尿検査では、尿比重の低下(尿の濃縮機能が落ちているのか?)

または尿蛋白が出ているのかなどを確認します。

 血液検査では、BUN(尿素窒素)やCre(クレアチニン)の上昇から始まり

進行するとP(リン)の上昇や貧血が進行します。

 まずは何より水和状態(だっすいなどがないのか?)を確認して

食欲があれば、腎臓病用の療法食に変更します。

 もちろん活性炭やACE阻害剤など病院によって様々な薬が出ることもあります。

何にしても当院の言い方では、①食欲があるのか?②体重減少がないのか?

この2項目を1番重要視します。

 食欲が落ちてきている場合や体重が減って痩せてきているなどが

10歳以上の犬や猫である場合には、腎機能低下の可能性があるので

1度主治医の先生に相談をしていただけると良いと思います。

 

 

 ホルモンの病気というと糖尿病、クッシング(副腎皮質機能亢進症)、

甲状腺機能低下症(犬)、甲状腺機能亢進症(猫)、アジソン(副腎皮質機能低下症)などが

一般的です。

 今回はアジソン病についてです。

その他の病気が比較的中~高齢で発症する場合が多いのに対して

この病気は比較的若い年齢から発症することが多いです。

 2歳前後で急に倒れたなどで来院されて、この病気とわかることもあります。

ほかのホルモンの病気と比べると症状が多岐にわたります。

そのせいで、診断がなかなかできない場合があります。

 9月から実施している健康診断で、症状と血液検査で2匹この病気とわかりました。

現在8匹ほどの患者さんで治療をしています。

 通常は飲み薬ですが、薬の吸収の問題なのか飲み薬の効果が少ない場合

または聞きにくくなってしまう場合があります。

 その場合には、注射薬を使用することで、安定することが多いです。。

この病気の血液検査の特徴に高K(カリウム)血症があります。

これは、心臓が突然止まる可能性もあるので、緊急で治療が必要になります。

 一般的には、血液検査でこのK(カリウム)が高いことで、

ホルモンの検査を実施する場合があります。

 血液検査でこのK(カリウム)が高い場合などは、主治医の先生に相談を

していただくとよいと思います。

 昨日夜9時から行動学で有名な講師による認知症の勉強会がありました。

実際僕が学生の頃は、老化だからねーとかボケたなーの言葉で終わってしまっていました。

 しかし夜泣きで近所からクレームが来てや家族が寝れなくてという相談もよくあります。

栄養学的なこと実際当院でも実施している薬物学的な話など

非常に有意義な時間でした。

 会場での質問もでき、足りない薬などを早速注文しました。

人と同様に高齢化社会の動物で、何か相談があれば主治医の先生に

相談をしていただければと思います。

 最近イギリスの専門誌で発表されたアメリカの研究です。

人で高身長の人ほど、癌を発症するリスクが高いということでした。

よく見ると身長が高いということは、それだけ体にたくさんの細胞を

持っているため、ガン化する確率が増えるという当たり前のようなでも

そんな単純でよいの?という感じです。

 犬では大型犬のほうが小型犬と比較して寿命が短い傾向にあります。

ただし癌ということだけでいうとやはり犬種的な特異さのほうが多い気がします。

ゴールデンは、様々ながんの後発犬種となっています。

 血管肉腫、肥満細胞腫、リンパ腫などいろいろあります。

バーニーズは、組織球肉腫が多いです。

ただし、乳腺腫瘍はマルチーズやプードル、ダックスなど小型犬のほうが多いです。

ただし大型犬で乳腺腫瘍になると悪性でかつ転移しやすいと思います。

人の文献すべてが動物に当てはまりませんが、面白いと感じたのでブログに書いてみました。

 明日は休診日で、以前近くで猫カフェを経営していた飼い主さんの往診です。

今は市外に引っ越されたのでなかなか会えませんが、非常にたくさんの猫ちゃんを

飼われています。

近くにイケアがあるので立ち寄ってこようと思います。

 先日書かせていただいた、トリミングのインスタグラムですが

僕は恥ずかしながらあまり知らなかったフォロワーが増えたということで

トリマーの人たちが喜んでいました。ありがとうございます。

 僕も負けずにブログの更新を増やさねば…。

今日の手術は、肛門周囲腺腫と停留睾丸。

肛門周囲腺腫は、通常未去勢の雄犬にできます。当院では、今まで4例ほど雌犬でも経験があります。

通常腫瘍が破れて、そのたびに出血を起こしたりします。

 今回も腫瘍が破れて出血したり膿んだりするので生活の質が悪くなります。

右側が腹腔内で、その腫瘍は腫瘍化していました。

通常停留睾丸は、通常の位置にある精巣と比較して20~30倍高率になるといわれています。

 肛門周囲腺腫と言いながら尾の部分などにもできるのが特徴です。

良性の腫瘍なので、切除してしまえば問題ありません。ただし肛門周囲線の栄養になっている

男性ホルモンを減らすためには去勢手術が薦められます。

 もう門に腫瘍ができている飼い主さんは1度主治医の先生に見ていただくとよいと思います。

 昨日ホルモンと尿蛋白、また微量血糖を測定する機械と

3つ新しい機会が入りました。

 ホルモンは、甲状腺や副腎の病気、心臓の病気などに使用できます。

また尿検査では、今まで外注をしていた尿蛋白/クレアチニンが院内で出せるため

血液検査と合わせてより腎臓のステージを見やすくなります。

 また微量血糖測定器は、糖尿病の患者さんで血糖曲線を調べるときに

通常の検査機械よりもほとんど血液を採らずに調べられます。

 どうしても人と同様高齢化社会なので、犬も猫もいろいろな病気が出ます。

話は変わって今日は3人目の子のハロウィンパーティーがあり、

お昼手術が終わって少し参加してきました。

 意味が分かっていなくて、単なる仮葬大会のような感じでしたが

子供たちは非常に大喜びでした。

僕自身SNSなどあまりやっていないですが、トリマーの人を中心に

トリミングの写真などを載せていくということで始めています。

桜山動物病院で検索をしていただくか

sakurayama_hospitalで検索してください。

当院でトリミングをしてもらっている飼い主さんで、承諾を得た場合

載せさせていただいています。もしよければフォローをお願いします。

よろしくお願いします。

 最近同じテーマで書いていますが、今年は犬は例年通り定期的にありますが

今年は猫の乳がんの手術が多いです。

 昨日は、やはりメインの腫瘍から腋窩リンパ節のほうに数珠上に

連なっている転移を疑わせる症例で、筋肉を剥離しながら無事

全て切除できましたが、今後の転移が心配です。

 昨日来られた猫ちゃんで同じ乳がんの症例ですが

呼吸が荒いことと食欲が落ちているということで、体重も減少していました。

 犬でも猫でも呼吸が苦しくなると重度になるほど食事がとれない

水も飲めない、寝れないの3つが強く出てきます。

 通常胸膜炎や胸水がたまって食べられなくなります。

胸水があれば、胸水を抜いてあげるだけで生活の質(QOL)は改善します。

ただし人と同じで乳がんなどの肺転移による胸水はまたすぐにたまってきます。

本当に難しい病気ですが最近トセラニブと呼ばれる分子標的薬が

効果があるかもという報告もあります。

 実際僕ら獣医側としても大きなことができないので、副作用が少ない薬で効果があるので

あればぜひ試してみたいと思います。

 

 昨日は、休診日でした。

大きな入院もいなかったので、子供の学校の行事に参加してきました。

栄養学といわれていったら、テーブルコーディネート。

本当に自分とは無縁なものだなーと思いながら聞いてみると

なかなかおもしろくて、さっそくハロウィンを家でやるときに

やってみようと100均でいろいろ子供たちと買いに行きました。

 今年の正月休みですが、30日午後~1月3日までと例年よりも1日

長めに休みをいただきます。ご迷惑をおかけしますが

よろしくお願いします。

 夜間緊急については、獣医師会の052-263-9911にお願いします

9時(21時)~2時までやっています。

 電話は院長の携帯に転送になっていますが、出れないときは折り返します。

よろしくお願いします。