腹腔内腫瘍
今月に入り、16~18歳の患者さんが、老衰という感じでなくなり挨拶に来られています。
本当に生活の質が落ちずに、長生きできたのは喜ばしいことと思います。
いつでもというわけにはいきませんが、少しでもその手伝いができればと思います。
今週腹腔内腫瘍の患者さん。いつものように脾臓かと思ったのですが、結果は卵巣腫瘍でした。
大網と呼ばれる胃からの組織がその腫瘍が1度敗れたのを守っているように癒着していました。
非常に大きかった分、かなり大変でしたが、無事元気に退院しました。
毎回飼い主さんからは、家で早めに気づけないのでしょうか?と聞かれます。
人でもなかなか内臓の腫瘍は、発見できないのと同じで難しいです。
しかも悪性腫瘍だと早期発見というのが、早期でないこともあります。
何かおかしいと思えば血液検査や超音波で、うまく発見できると良いかと思います。